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ホクレア号のこと

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2007年にハワイを出発し、日本にやってきたハワイの伝統航海カヌー・ホクレア号についてのお話。

ホクレア号はエンジンを乗せず、計測機器も使わず、風と、波とうねりと、星や太陽だけをたよりに航海をするという、究極のテクノロジーで旅する、伝統航海カヌーです。

太平洋の島々にはハワイ諸島をはじめ、マリアナ諸島、ビスマルク諸島、カロリン諸島、マーシャル諸島、ソロモン諸島、サモア諸島、フィジー諸島、クック諸島、ソサエティ諸島、マルケサス諸島、最南端のアオテアロア(ニュージーランド)から最果てのラパヌイ(イースター島)まで数えきれないほどの島々がありますが、その人々の起源は、台湾あたりだと言われています。およそ3500年まえあたりから、当時の人々が、外洋航海に耐えうるカヌーをつくり、大海原を旅して、定住に適した島々に拡散していったという、ダイナミックな歴史が、この太平洋にはあるのです。

人々は定住してからも、それぞれの海域に適したカヌーを操って漁や交易にでて太平洋を自在に動いていました。近代になってからはその航海技術も徐々にすたれ、現代的な生活スタイルが普及するにつれ、その技術を伝承する人々の数は減っていきました。

そんな中、ハワイで先住民の航海技術を再発見し、移住の歴史の検証と、民族のアイデンティティをとりもどそうとするダイナミックな運動が1970年代に起こりました。その中で生まれたのが「ホクレア号」です。現在のナビゲーターであるナイノア・トンプソンをはじめとするホクレア号のクルーは、その航海技術を、サタワル島の伝統航海師・マウ・ピアイルグに伝授され、ハワイの星空をベースに、太平洋の様々な島に実験航海に旅立ちました。

ホクレア号の星の航海術は研ぎ澄まされ、2007年、ナイノア・トンプソンの念願であった日本への航海を遂げました。

この現代の神話には多くの苦難や感動、出会いがあり、とてもこのブログでは表現しきれない遠大なストーリーがあります。幸いにも私はこのホクレア号の日本到着の際に、各地の港でホクレア号を迎え、クルーとの交流を体験するチャンスに恵まれました。かれらのダイナミックなストーリーを伝えることができれば、と、LOTUSROOTSではホクレア号に関する本を取りそろえています。今では通常の書店では入手困難なナイノア・トンプソン自らが執筆した本、「ホクレア号が行く」もありますので、ぜひご来店の際はホクレアコーナーをご覧になって下さい。京都の映画監督さんがつくってくれた、ミニ・ホクレア号が皆様をお迎えします。 (み)

LOTUSROOTSホクレア号関連取り扱い商品

「ホクレア号が行く」  ナイノア・トンプソン 著
「祝星・ホクレア号がやってきた」  内田正洋 著
「星の航海師」 星川淳 著
ホクレア号日本航海記念クルーTシャツ (SLOW Turtle)


*コアなホクレア号の動きについては Polynesian Voyaging Society のオフィシャルサイトがすすめ。
英語ですが、最新情報がダイレクトに伝わります。

http://pvs.kcc.hawaii.edu/

ホクレア号と、ナイノアトンプソンと星野道夫が出ている映画(オススメ):
「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第3番」 
http://www.otrfilm.com/3gaiatop.html



関西でダイレクトにオセアニア文化に触れるには「みんぱく」へ! 
国立民族学博物館
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話:06-6876-2151(代表)

http://www.minpaku.ac.jp/

東京ではぜひ国立科学博物館へ!

〒110-8718
東京都台東区上野公園 7-20
ハローダイヤル:03-5777-8600

http://www.kahaku.go.jp/




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