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キング牧師に敬意を表して 1/18 Martin Luther King Jr. Day

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(ワシントン大行進到着後、リンカーン記念堂で歴史的な"I Have a Dream"のスピーチをするキング牧師)

ちょっと遅ればせですが、1月18日は、アメリカの公民権運動の中心的存在、「キング牧師の日」でした。

オバマ大統領が現れた現在ではとても想像できないかもしれませんが、ほんの少し前では、アメリカでアフリカ系アメリカ人(一般に「黒人」といわれる)の人たちは、あからさまに差別され、命の危険さえ感じながら、アメリカの主流であるヨーロッパ系の人々の中で暮らしてきたのです。水飲み場、レストラン、バスなど、公共のあらゆる場所が、「黒人用」と「白人」用に分かれていたり、地域によっては、KKKといったグループに代表される、白人優位主義者たちにおそわれ、リンチされることも多々あったのです。今も完全に差別がないとはとても言えないアメリカ社会ですが、キング牧師が指揮をとって始めた、非暴力主義の公民権運動は、全米で高まり、ついにアフリカ系アメリカ人が、公にはヨーロッパ系と同じ権利を得るところまでたどりついたのです。

"I Have a Dream"のスピーチ動画



かくいう私も、高校の授業で、キング牧師の本を読んで、大変感動し、アフリカ系アメリカ人の歴史や、アメリカのみならず、日本での差別の問題、アメリカ先住民のことなど多くの問題に関心が広がりました。

キ ング牧師に敬意を表し、またそのインスピレーションが現代にも引き継がれるようにと、LOTUSROOTSでは、同じく平和を求めるアーティスト、 Candle JUNEのキャンドル・インスタレーションに、キング牧師をドキュメントした素晴らしい写真集をディスプレイしています。キング牧師を身近におった写真家 ならではの、せまるようなモノクロ写真は圧巻です。なかなか書店や図書館ではお目にかからない大型本ですので、ぜひLOTUSROOTSへお越しの際には お手にとって見て下さいね。2Fにはキング牧師のポートレートのポストカードもありますので見つけてください。

(み)

"I Have a Dream"のスピーチ

私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。つまり将来、 この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上 で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が。*1

私には夢がある。今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。私には夢がある。私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。

私には今夢がある!

人種差別主義者や州知事が連邦政府の干渉排除主義を唱え、連邦法の実施を拒否しているアラバマ州にさえ、将来いつか、幼い黒人の子ども達が幼い白人の子ども達と手に手を取って兄弟姉妹となり得る日が来る夢が。

私には今夢がある!

いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」

これが私達の希望なのだ。この信仰をもって私は南部へ戻って 行く。この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい 交響曲に昇華することが出来るのだ。この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投 獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。 「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。真にアメリカが偉大な 国となるためには、これが実現しなければならない。

ニューハンプシャーの山々の偉大ないただきから自由の鐘を鳴 らそう。ニューヨークの悠々しき山々からも、ペンシルヴァニアにそそり立つアレゲニーの山からも、自由の鐘を鳴らそう。雪を頂くコロラドのロッキー山脈か らも、カリフォルニアのなだらかな山々からも、自由を鳴り響かせるのだ。それだけではない。ジョージアのストーンマウンテンからも、テネシーのルックアウ トマウンテンからも、ミシシッピーのすべての丘やほんの小さな塚からも、「すべての山々から、自由の鐘を鳴らす」のだ。

そうすれば、私達が自由を鳴り響かせば、すべての村、すべて の集落から、すべての州、すべての町から、自由の鐘を鳴らせば、すべての神の民が、黒人も白人も、ユダヤ人も、非ユダヤ人も、プロテスタントもカトリック も、すべての人々が手に手を取ってあの古い黒人霊歌を共に歌える日がより早くやって来るのだ。「やっと、やっと自由になれた。全能の神に感謝しよう。やっ と自由になれたことを」と歌える日が。*2

Free at Last! Free at Last!
Thank God Almighty
We are free at last!

<典拠>
「マーチン・ルーサー・キング・ジュニア ペーパープロジェクト」から抜粋
木山ロリンダ・斎藤真由美訳
The Martin Luther King,Jr. Papers Project at Stanford University

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